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2025.2.21-24 能声楽ワークショップ@ローザンヌ高等音楽院

馬場法子作曲オペラ《Nopera AOI葵》に出演するために、スイスのローザンヌにやってきました。旧市街からトラムで10分ほど行ったレマン湖は、ただただ美しくて、絵葉書の中にいるようでした。

今シーズン馬場法子さんがローザンヌ高等音楽学院のレジデント・コンポーザーをつとめており、その一環で《Nopera AOI葵》が上演されることになりました。
ローザンヌ高等音楽院。正面玄関に馬場法子作曲オペラ《Nopera AOI葵》のポスターを発見!

アールデコ様式のとても素敵な学校です。《Nopera AOI葵》の前にローザンヌ高等音楽院で能声楽ワークショップを行いました。

能声楽ワークショップ1、2日目は、稲森安太己さん作曲「舞うもの尽くし二首」をチェロの学生の伴奏と共に、声楽科の学生に実演してもらいました。
学生さんたちもとてもいい子たちで楽しく学べました。初めての能声楽ワークショップは自分にとっても大変勉強になりました。貴重な機会をいただき感謝です。レパートリー継承のまずは第一歩です。
最終日の能声楽ワークショップ3日目には、パリから作曲家の馬場法子さんも到着し、講義形式で馬場さんが私のために書いてくれた3作品についてお話ししました。

今回呼んでくださった指揮者で音楽院教授のGuillaume Bourgogneと校内にあるレストランでランチをいただきました。外のアールデコ様式から一変して、中に入るとブラッセリーみたいな雰囲気でした。

ワークショップも無事に終了し《Nopera AOI葵》のリハーサルが始まります。ローザンヌ高等音楽院の素晴らしい眺望ともお別れです。