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2012.11.24 Noh × Contemporary Dance トーク&パフォーマンス

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Alexander Polzin “Details from the painting series 28 Cloths for the Grail”

創作へ向けた対話 その1 

“Noh × Contemporary Dance” トーク&パフォーマンス 
本企画は、ドイツ在住のアメリカ人振付家のサマー・ウルリクソン、ドイツ人美術家のアレクサンダー・ポルツィンを招き、能を媒介に様々な分野とコラボレーションを繰り広げる、アーティスト青木涼子と対話を行います。共通のテーマとして、世界各地に見られるおとぎ話(グリム童話の「あかずきん」、能「羽衣」)を取り上げ、文化もバックグランドも全く違う三人が一つのテーマに取り組みます。本作品は、2013年にドイツにて世界的に著名な作曲家、細川俊夫氏の音楽を使用し、プロダクションの完全版の舞台上演を予定しています。当日の発表では、まずプレゼンテーション、ワークインプログレスを発表し、その後、一般参加者も交えたディスカッションを行うという構成になります。世界で活躍する30代若手アーティストが自国の伝統を基にしての次世代の芸術のありかた、また異文化間のコラボレーションがどうあるべきかを提言して行きます。 
プログラム 
1. プレゼンテーション:
青木涼子、Sommer Ulrickson、Alexander Polzin 
2. パフォーマンス:”NoH Bridge”
青木涼子、Sommer Ulrickson(出演)Alexander Polzin(舞台美術) 
3. 観客を交えたディスカッション 
日時 : 2012年11月24日(土)15:00start (14:30open) 
場所 : 東京ドイツ文化センターホール (東京都港区赤坂7-5-56)  
 
入場無料 
電話 / メール(下記)での参加申込をお願い申し上げます。 
お問合わせ : オカムラ&カンパニー
03-6804-7490 / masako@okamura-co.com 
主催 : ensemble-no 
制作 : オカムラ&カンパニー、NPO 法人アルファルファ 
協力 : 東京ドイツ文化センター 
助成 : 国際交流基金 知的交流会議助成プログラム 人材育成グラント 
参加者のプロフィール

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能 (Noh): 
東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業(観世流シテ方専攻)。同大学院音楽研究科修士課程修了。これまでに、湯浅譲二、一柳慧、ペーテル・エトヴェシュ、細川俊夫など世界の主要な現代音楽作曲家と共同で新たな「能」の世界を生み出す試みを実践している。今までにドイツのベルリンAsia-Pacific Weeksフェスティバル、ベルリン高等研究所、ベルリン自由大学、ボン大学、フランスのパリ国立高等音楽学院、イタリアのローマ日本文化会館、ヴィラ・メディチ、東京国際舞台芸術フェスティバル、神奈川県芸術文化財団主催アートコンプレックス、京都国際舞台芸術祭、武生国際音楽祭に招待され、パフォーマンスを行った。10年ニューヨークのクセナキス・フェスティバルに招待され、ニューヨークタイムズ紙上でも好評を得る。11年にはドイツ、ミュンヘンにてミュンヘン室内管弦楽団と共演、地元紙でも絶賛される。12年9月に、地元大分にてアルディッティ弦楽四重奏団と共演を果たした。またラジオ・フランスにて、演奏した作品が放送されるなど海外のメディアにも取り上げられている。イギリス、韓国、日本の大学において能ワークショップ講師を多数務めるなど世界で能楽の普及を行う傍ら、NHK教育テレビ、放送大学テレビに出演するなど幅広い活動で注目を集めている。


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コンテンポラリーダンス (Contemporary Dance): 
アメリカ、カリフォルニア生まれ。カルフォルニア大学卒業後、振付家、ダンサー、女優としてサンフランシスコで活躍する。1998年にGerman Chancellor Fellowship from the Alexander von Humboldt Foundationの助成でベルリンに滞在、それ以来、演出家、振付家として、ベルリンを本拠地に活躍するようになる。1999年に”wee dance company”を設立、数多くの作品を発表している。またゲストダンサーやアシスタントとして、Johan Kresnik、サッシャ・ヴァルツ、Thomas Ostermeierと共同作業を行った。2006年にはカリフォルニア大学のアーティストインレジデンス、Villa Montalvoにゲスト講師として招かれた。
2004年より、Freilichtspiele Schwäbisch Hallにおいて、定期的に演出家、振付家として仕事をしており、また、Freiekammerspiele Magdeburg、Deutsches Theater Berlin、Sophiensaele、the Neukoellner Oper Berlinなどで作品発表を行っている。2012年9月には、ベルリン・ドイツ・オペラにおいて、ヘルムート・ラッヘンマンのオペラ「マッチ売りの少女」で振付けを担当した。


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舞台美術 (Stage Art): 
1973年東ベルリン生まれ。彫刻家として世界中から委嘱を受け、作品を発表している。また世界各地で個展を開催している。作品は、ベルリンのポツダム広場駅、パリのバスティーユ・オペラ座等に展示されている。また舞台美術も多数手掛けており、2011年2月マドリット国立オペラにて新作オペラ「Bühnenbild」の舞台美術を担当。また2013年にはザルツブルグ復活祭音楽祭にワーグナー「パルジファル」(ティーレマン指揮)でデビューを予定しており、再びマドリッド国立オペラにてヴォルフガング・リーム「メキシコの征服」(2013年)、ワーグナー「ローエングリン」(2014年)の2つのオペラプロダクションの担当を予定している。2010-11年にはドイツのボン大学アーティストインレジデンスKäte Hamburger Kolleg高等研究所にフェローとして招かれた。
〈お知らせ〉
アレクサンダー・ポルツィンは急病のため、来日できなくなりました。ポルツィンの参加はありませんが、当日は予定通りプログラムを実施いたします。