2018.2.1 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
Posted at 2018年2月11日
in performances
フィレンツェから帰国し、2週間日本にいて、またヨーロッパに戻ってきました。。今度はアムステルダムです!
コンセルトヘボウ!言わずと知れた世界トップのオーケストラの一つ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の本拠地です!ここに立つ日が来るとは思いませんでした!
私は馬場法子作曲の能と弦楽四重奏のための「ハゴロモ・スイート」を演奏します。あとプログラムは武満、ピンチャー、ドビュッシーのオーケストラ曲。指揮は12月にパリ、ケルンで一緒だったマティアス・ピンチャー!オーケストラのリハーサルを見学。2ヶ月ぶりに彼に会えました!
私たち弦楽四重奏組みのリハーサルも。照明を調整中です。
コンセルトヘボウ内部!さすがデザイン大国だけあり、カンティーン(食堂)もオシャレ。
楽屋、カンティーンが地下にあるのですが、なんだか舟の内部のよう。
コンセルトヘボウでの私の楽屋。
内部もやっぱりオシャレ!
当日のプログラム!私の写真も載ってます。ゴッホミュージアムとの共催でした。
2018/2/1(木)20:15-
馬場法子「ハゴロモ・スイート」(ヨーロッパ初演)
コンセルトヘボウ、メインホール、アムステルダム、オランダ
指揮:マティアス・ピンチャー
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
本番無事終了しました!今までやってきてよかったと思える瞬間。素晴らしいロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の皆さんと。左より、ヴィオラの小熊佐絵子さん、チェロのFred Edelen、第1ヴァイオリンの内藤淳子さん、第2ヴァイオリンのSylvia Huang。この公演の実現のために尽力してくださったヴィオラ副主席の小熊佐絵子さんに感謝!
本公演後、Late Night Concertで馬場法子作曲「共命之鳥」も演奏しました。オモチャを使ったユニークな作品です!
2018/2/1(金)22:45頃-(メインコンサート終了後)
Late Night Concert
馬場法子「共命之鳥」 (ヨーロッパ初演)
コンセルトヘボウ、Choir Room、アムステルダム、オランダ
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団メンバー、Bence Major、Marc Aixa Siurana
馬場さんもパリから駆けつけてくださいました!
舞台上でお花をいただきましたが、ロイヤルコンセルトヘボウの札が!ステキです。
本番終了後!ヴィオラの小熊佐絵子さん、作曲家の馬場法子さん、旦那様で作曲家のフランチェスコ・フィリデイと共に!
オランダの全国紙NRC Handelsbladに、ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団のコンサート評が載りました!
私に関する部分を英訳するとこんな感じです。
“The orchestra was not taking part in the biggest surprise of the evening. Composer Noriko Baba adapted a classic Noh play into a compact work for Noh performer Ryoko Aoki and string quartet. Baba’s Hagoromo suite (2016) proved to be a combination of ritual and quiet, bare sound metamorphoses.”
いろんな思い出に浸りながら、空港に向かいます。オランダの人たちがとにかく温かくて、びっくりしました! そして11月から続いた、パリ、ケルン、フィレンツェ、アムステルダムの大舞台が無事終わってよかったです!