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2022.8.12 瓶覗 KAME NOZOKI ケルン公演



2019年のゲーテインスティトゥートヴィラ鴨川のレジデンスアーティストの1人、演出家のレア・レッツェルとオルガニストの佐川淳さんの企画に参加しました。
『瓶覗(かめのぞき)』は、日本とドイツそれぞれの言語表現システムで表せるものとそうでないものとの境界線、文化の特性や色彩に対する感じ方の相違に注目し、そうした感覚の違いについての疑問をテーマにした演奏会形式の作品です。タイトルの『瓶覗』は、藍染の染色の際に、染料を張った藍瓶に布を少し浸けただけで得られるごく淡い水色を指す色の名前。8月にドイツ、ケルンのKunst-Station Sankt Peter(聖ペーター教会)での世界初演後、11月に京都の同志社中学校・高等学校グレイス・チャペルにて再演を予定しています。この二つの会場には、それぞれ特色あるオルガンが設置されており、様々な共通点を持つ2つオルガンが2箇所を結び合わせる架け橋となっています。

瓶覗(かめのぞき)ー感じとるもの、そして真実ー
2022年8月12日(金) 19:30- Kunst-Station Sankt Peter、ケルン、ドイツ

アキコ・アーレント(ヴァイオリン)
青木涼子(能声楽)
佐川淳(オルガン)
フロリアン・ツヴィスラー(電子音響)
レア・レッツェル(演出)

Photo : Katharina Kemme

2022年8月12日 瓶覗(かめのぞき)ー感じとるもの、そして真実ー