2024.12.14 サン・セバスティアン公演
12月中旬はスペインツアーでした。
スペインで重要な音楽メディア「Melómano(音楽愛好者)」にも私のスペインツアーの事前告知がなされていました。「12月14日から21日まで、現代音楽を専門とする能声楽家の青木涼子が、チェリストのアルド・マタとともにスペインで3回のコンサートを行う」
まずサン・セバスティアンからスタートしました。
美食の街として有名なサン・セバスティアン。バル巡りもしました。さすがヨーロッパの避暑地、海岸がとてもキレイでした。
12月13日はサン・セバスティアンMusikene高等音楽院でレクチャーを行いました。
GAZ architects’ studio 設計の校舎はデザインされた最新の建築で驚きました。
皆さん興味津々でたくさん質問いただき、嬉しかったです。呼んでくれた作曲家のGabriel Erkorekaと学生さんたちと。いつも曲を演奏しているスリーニェ・ゲレナバレーナも同じくこちらで教鞭をとっていてこの日も来てくれました。
サン・セバスティアンMusikene高等音楽院 レクチャー
12月13日(金) 16:00-
Musikene高等音楽院、サン・セバスティアン、スペイン
12月14日はサン・セバスティアンのサン・テルモ博物館San Telmo Museumでの本番でした。
会場のサン・テルモ博物館は旧市街の中心部にあり、16世紀のルネッサンス修道院が使われています。回廊がとても美しいです。
新石器時代から現在までのバスク文化の展示、エル・グレコなどのファインアートコレクションもあります。
会場はバルセロナの画家Jose Maria Sert(1874-1945)の壁画がある教会の空間で圧倒されました。
Musikagileak Contemporary Music Circuit音楽祭
12月14日(土) 19:30-
San Telmo Museum、サン・セバスティアン、スペイン
プログラム:
ブルーノ・ドッツァ (1965-)「エウリディーチェ」謡とチェロのための (2018)
トマス・ガリード「ティエントとディフェレンシアス」チェロのための (2024)
スリーニェ・ゲレナバレーナ (1965-)「夜」 謡とチェロのための (2018)
ラモン・ラスカーノ (1968)「Ibaiadar」チェロのための (2013)
ミケル・ウルキサ (1988-)「小さなツバメ」謡とチェロのための (2021)
アンコール:ルー・ワン (1982-)「7つのうた」謡とチェロのための (2019) 第3、4楽章より
青木涼子(能声楽)アルド・マタ(チェロ)
チェロのアルド・マタ、作曲家のスリーニェ・ゲレナバレーナ、Musikagileak Contemporary Music Circuit音楽祭の方々と共に。