能の「謡」を現代音楽に融合させた「能声楽」を生み出し、現代の作曲家を惹きつける「21世紀のミューズ」。ペーテル・エトヴェシュ、細川俊夫、望月京らこれまでに世界20ヵ国55人を超える作曲家たちと新しい楽曲を発表。2013年ジェラール・モルティエに見出され、テアトロ・レアル王立劇場での衝撃的なデビューを皮切りに、現代音楽の本場ヨーロッパを中心に活動。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポランなどトップオーケストラとソリストとして共演するほか、パリの秋芸術祭、ムジークフェスト・ベルリン、ホランド・フェスティバルなど世界の代表的な音楽祭にも招聘される。世界からのオファーが絶えない、現代音楽で最も活躍する国際的アーティストのひとり。
2014年デビューアルバム「能×現代音楽」(ALCD-98)を、2021年コロナ禍でアンテルコンタンポランのチェリスト、エリック=マリア・クテュリエとリモート録音した「夜の詞」(ALCD-131)をリリース。2025年6月には、準メルクル指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団と録音した細川俊夫作曲オペラ《二人静ー海から来た少女ー》のCD「細川俊夫:管弦楽作品集 第5集 二人静ー海から来た少女ー、セレモニー」(NYCX-74656)がナクソスよりリリース。
東京藝術大学音楽研究科修士課程修了(能楽観世流シテ方専攻)。ロンドン大学博士課程修了。2015年度文化庁文化交流使。2019年度第11回「創造する伝統賞」受賞。
能の「謡」を現代音楽に融合させた「能声楽」を生み出し、現代の作曲家を惹きつける「21世紀のミューズ」。ペーテル・エトヴェシュ、細川俊夫、望月京らこれまでに世界20ヵ国55人を超える作曲家たちと新しい楽曲を発表。2013年ジェラール・モルティエに見出され、テアトロ・レアル王立劇場にてヴォルフガング・リーム作曲《メキシコの征服》(ピエール・オーディ演出)のマリンチェ役での衝撃的なデビューを皮切りに、現代音楽の本場ヨーロッパを中心に活動。
2017年パリの秋芸術祭、ケルン・フィルハーモニーにて細川俊夫作曲、平田オリザ台本の室内オペラ《二人静ー海から来た少女ー》をマティアス・ピンチャー指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランで世界初演。その後、トロント、韓国・トンヨン国際音楽祭、ニューヨークにて、それぞれ別演出のプロダクションにも出演。2021年「サントリーホール サマーフェスティバル 2021」にてマティアス・ピンチャー指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランと日本初演。2025年アレクサンダー・リープライヒ指揮バレンシア管弦楽団とスペイン初演を行った。2025年6月には、準メルクル指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団と録音したCD「細川俊夫:管弦楽作品集 第5集 二人静ー海から来た少女ー、セレモニー」(NYCX-74656)がナクソスよりリリース。
2019年ペーテル・エトヴェシュ「くちづけ」をスウェーデン、エーテボリで世界初演後、ベルリン・フィルハーモニー、東京文化会館、ポルト、マドリード、ケルン、ブダペストで再演を行った。2025年望月京作曲ミュージック・シアター《おてんば》をホランド・フェスティバルにて世界初演。他にも2018年、2024年と二度にわたるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団への客演、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、ミュンヘン室内管弦楽団などのトップオーケストラにソリストとして招聘され共演している。
国内において自ら主催する新曲委嘱シリーズ「能×現代音楽」を2010年より毎年開催し、2014年にデビューアルバム「能×現代音楽」(ALCD-98)をリリース。
コロナ禍においては世界の演奏家とリモート演奏するYouTubeライブ「能声楽奉納」をイタリア、フランス、スペイン、オランダ、ドイツと5回実施し、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、アンサンブル・ムジークファブリークと共演し、ヨーロッパのテレビ局Arteの人気番組「Hope@Home」に取り上げられるなど、国内外で話題になった。また2021年アンテルコンタンポランのチェリスト、エリック=マリア・クテュリエとリモート録音したセカンド・アルバム「夜の詞」(ALCD-131)をリリース。
東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業(観世流シテ方専攻)。同大学院音楽研究科修士課程修了。「女性と能」の研究でロンドン大学東洋アフリカ学院博士号取得。2015年度文化庁文化交流使。2019年度第11回「創造する伝統賞」(公益財団法人日本文化藝術財団)受賞。
世界からのオファーが絶えない、現代音楽で最も活躍する国際的アーティストのひとり。