2024.6.24 スペイン大使館コンサート
6月24日は東京のスペイン大使館で素晴らしいスペインのチェリスト、アルド・マタと演奏しました。
アルドとは2018年よりスペイン、日本で共演を重ねており、今回彼はこのコンサートのためだけに来日しました。
「能声楽とチェロによるコンサート」 青木涼子&アルド・マタ
6月24日(月) 18:00 駐日スペイン大使館(東京都港区六本木1丁目3−29)
スペインと日本の文化の融合にフォーカスしたコンサートです。ウルキサ、ゲレナバレーナ、カサド、ガリード(世界初演)、ドッツァ(イタリア出身、スペイン在住)の作品を演奏します。
この度演奏するほとんどの曲が、現代音楽界においてユニークかつ象徴的な存在である能声楽家、青木涼子のために特別に創作されました。青木涼子と共演するのは、多彩で素晴らしいチェロを奏でるスペインのアルド・マタです。トマス・ガリードが彼のために作曲した作品(世界初演)と、ガスパル・カサド(日本と関わりの深いスペインの偉大な音楽家)の「組曲」を演奏します。青木涼子とアルド・マタの二人で、ドッツァ作曲「エウリディーチェ」(2018年在日スペイン大使館委嘱楽曲)、スリーニェ・ゲレナバレナ作曲「夜」、ミケル・ウルキサ作曲「小さなつばめ」という、現代音楽の最も示唆的で過激な響きに浸れる3作品を披露します。
プログラム:
ブルーノ・ドッツァ (1965-)「エウリディーチェ」謡とチェロのための (2018)
トマス・ガリード「ティエントとディフェレンシアス」チェロのための (世界初演)
スリーニェ・ゲレナバレーナ (1965-)「夜」 謡とチェロのための (2018)
ガスパル・カサド (1897-1966)「組曲」チェロのための
ミケル・ウルキサ (1988- )「小さなツバメ」謡とチェロのための (2021)
翌日に次の公演のためオーストラリア、ブリスベンに飛びました。