March 2011アーカイブ

このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

3月27日に予定していました「2011.3.27 talk & concert サニカンドロ/シニュベール」は、地震の影響により、出演者が来日できないため、中止とさせていただくこととなりました。

この事態を受け、ヴァレリオ・サニカンドロの新作は4月23日にフランスのストラスブールで初演することとなりました。

HANATSU miroir X Ryoko AOKI - Noh meet comtemporary music-

2011/4/23 20:30-

Eglise protestante Saint-Pierre le vieux, ストラスブール、フランス



なおクレール=メラニー・シニュベール新作の初演は今年の秋以降を目処に東京で開催する予定です。 


出演者・スタッフ一同大変残念ではありますが、改めて皆様にお届けできるようう調整を続けて行きたいと思っております。
お申込みいただき、楽しみにしていただいたお客様には大変申し訳ありません。
状況をご理解くださいますようお願い申し上げるとともに、深くお詫び申し上げます。

末筆ながら、皆さまのご健康と被災地の復興をお祈り申し上げます。


ensemble-no
青木涼子


20110228212129.jpg
第4、5回 2011年3月27日(日)16時 talk & concert 
ヴァレリオ・サニカンドロ / クレール=メラニー・シニュベール    


Noh X Contemporary Musicの第4回目5回目を開催いたします。 今回は、イタリア人作曲家、ヴァレリオ・サニカンドロ、フランス人作曲家クレール=メラニー・シニュベールを迎えます。 前半に作曲家による創作過程についてのトークを行い、後半、この日のために書き下ろした新曲を、青木涼子(能謡)、大久保彩子(フルート)の演奏でお届けします。 多くの皆さんのご来場をお待ちしております。 


1部   
 トーク:
 ヴァレリオ・サニカンドロ/クレール=メラニー・シニュベール/青木涼子 

2部   
 ヴァレリオ・サニカンドロ「新作」(ensemble-no委嘱 2011)  
 クレール=メラニー・シニュベール「新作」 (ensemble-no委嘱 2011)  

 演奏:青木涼子(能謡) 大久保彩子(フルート) 



■場 所

ZAP瑞聖寺アートプロジェクト(東京都港区白金台3-2-19 瑞聖寺内)

JR山手線:目黒駅下車、徒歩10分
都営三田線/東京メトロ南北線:白金台駅下車 徒歩2分
都バス:東急バス- 白金台駅前下車 徒歩2分


■チケット

入場無料(各回定員40名/要予約)

お申し込みが必要となります→contact  

  お申し込み受付期間 2011年3月6日(日)〜2011年3月20日(日)


一件のお申し込みにつき、お一人様のご予約でお願いいたします。
お申し込み多数の場合は抽選となります。
当選の発表はメールにてお知らせいたします。


■お問い合わせ

mail.alfalfa@gmail.com 
(瑞聖寺アートプロジェクトへのお問い合わせはご遠慮ください)


■製 作

企画 / 主催 : ensemble-no
助成 : 港区文化芸術振興基金助成事業 



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ヴァレリオ・サニカンドロ / Valerio Sannicandro 
イタリア生まれ。2000年ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会でクラーニッヒ・シュタイン賞を受賞。その2年後に、同講習会に講師として招かれる。ミュンヘンのムジカ・ヴィヴァ賞受賞作(Strali、2002年)は大編成オーケストラと電子音楽に対する彼の関心を裏付けている。その後、フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)で仕事をする(Ius Lucis、2006/07---これは別々のコンサートホールで演奏する2つのアンサンブルのための作品で、ポンピドゥー・センター設立20周年記念にあたり、同センター所長から委嘱されたもの)。さらに活動の場をフライブルグ(SWR交響楽団の実験スタジオ:Fabrae、2005年)やカールスルーエ(アート&メディアセンターZKM: Sonnet X 2009年)にも広げ、カールスルーエでは現代音楽レーベルWERGOのために2枚のCDの制作が勧められている。サニカンドロ作品は、ヴェネチアビエンナーレ、ドナウエッシンゲン音楽祭、ストラスブール現代音楽祭「ムジカ」をはじめ、米国や日本でも演奏されている。指揮者としての活動もしている。 


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クレール=メラニー・シニュベール / Claire-Melanie Sinnhuber 
パリ国立高等音楽院で作曲をフェデーレ、デュリユーらに師事。2004-05年にパリのIRCAMの作曲および新曲技術課程でルルーに師事。2004年にフランスのロワイヨモン財団の作曲コースに参加。2005-06年には、マルチ・スクリーン、3人のソプラノ歌手、エレクトロクスのための「ブレード・アフェクション」を映像作家のオーセルと共同制作を行う。2007年エネスコ作曲賞を受賞。2008年東京にて行われたサントリーサマーフェスティバルにてオーケストラ作品「クロニーク」が初演された。現在コルマール音楽祭により委嘱された室内オペラと、アンシペル・ド・ジュネーヴ音楽祭により委嘱されたオーセルとの新しいコラボレーション作品を準備中。またローマ賞を受賞し、2010年4月よりフランス政府の給費生としてローマのヴィラ・メディシスに滞在中である。

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