第4、5回 2011年3月27日(日)16時 talk & concert
ヴァレリオ・サニカンドロ / クレール=メラニー・シニュベール
Noh X Contemporary Musicの第4回目5回目を開催いたします。 今回は、イタリア人作曲家、ヴァレリオ・サニカンドロ、フランス人作曲家クレール=メラニー・シニュベールを迎えます。
前半に作曲家による創作過程についてのトークを行い、後半、この日のために書き下ろした新曲を、青木涼子(能謡)、大久保彩子(フルート)の演奏でお届けします。
多くの皆さんのご来場をお待ちしております。
1部
トーク:
ヴァレリオ・サニカンドロ/クレール=メラニー・シニュベール/青木涼子
2部
ヴァレリオ・サニカンドロ「新作」(ensemble-no委嘱 2011)
クレール=メラニー・シニュベール「新作」 (ensemble-no委嘱 2011)
演奏:青木涼子(能謡) 大久保彩子(フルート)
■場 所
JR山手線:目黒駅下車、徒歩10分
都営三田線/東京メトロ南北線:白金台駅下車 徒歩2分
都バス:東急バス- 白金台駅前下車 徒歩2分
■チケット
入場無料(各回定員40名/要予約)
お申し込み受付期間 2011年3月6日(日)〜2011年3月20日(日)
一件のお申し込みにつき、お一人様のご予約でお願いいたします。
お申し込み多数の場合は抽選となります。
当選の発表はメールにてお知らせいたします。
■お問い合わせ
mail.alfalfa@gmail.com
(瑞聖寺アートプロジェクトへのお問い合わせはご遠慮ください)
■製 作
企画 / 主催 : ensemble-no
助成 : 港区文化芸術振興基金助成事業
ヴァレリオ・サニカンドロ / Valerio Sannicandro
イタリア生まれ。2000年ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会でクラーニッヒ・シュタイン賞を受賞。その2年後に、同講習会に講師として招かれる。ミュンヘンのムジカ・ヴィヴァ賞受賞作(Strali、2002年)は大編成オーケストラと電子音楽に対する彼の関心を裏付けている。その後、フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)で仕事をする(Ius Lucis、2006/07---これは別々のコンサートホールで演奏する2つのアンサンブルのための作品で、ポンピドゥー・センター設立20周年記念にあたり、同センター所長から委嘱されたもの)。さらに活動の場をフライブルグ(SWR交響楽団の実験スタジオ:Fabrae、2005年)やカールスルーエ(アート&メディアセンターZKM: Sonnet X 2009年)にも広げ、カールスルーエでは現代音楽レーベルWERGOのために2枚のCDの制作が勧められている。サニカンドロ作品は、ヴェネチアビエンナーレ、ドナウエッシンゲン音楽祭、ストラスブール現代音楽祭「ムジカ」をはじめ、米国や日本でも演奏されている。指揮者としての活動もしている。
クレール=メラニー・シニュベール / Claire-Melanie Sinnhuber
パリ国立高等音楽院で作曲をフェデーレ、デュリユーらに師事。2004-05年にパリのIRCAMの作曲および新曲技術課程でルルーに師事。2004年にフランスのロワイヨモン財団の作曲コースに参加。2005-06年には、マルチ・スクリーン、3人のソプラノ歌手、エレクトロクスのための「ブレード・アフェクション」を映像作家のオーセルと共同制作を行う。2007年エネスコ作曲賞を受賞。2008年東京にて行われたサントリーサマーフェスティバルにてオーケストラ作品「クロニーク」が初演された。現在コルマール音楽祭により委嘱された室内オペラと、アンシペル・ド・ジュネーヴ音楽祭により委嘱されたオーセルとの新しいコラボレーション作品を準備中。またローマ賞を受賞し、2010年4月よりフランス政府の給費生としてローマのヴィラ・メディシスに滞在中である。