イタリア中部地震の影響による来日困難によりマリオ・カーロリの来日が不可能となりました。カーロリによる演奏を楽しみにされていた皆様にお詫び申し上げます。代わりにカーロリの愛弟子である増本竜士がフルートを務めます。このためステファノ・ジェルヴァゾーニのフルートソロ曲「Ravine」の演奏はございません。フェデリコ・ガルデッラ「風の声」と、ヴァレリオ・サニカンドロ「3つの能の歌」の青木涼子とのデュオの演奏はございます。その他のプログラム、出演者に変更はございません。急な状況ではありますが、精一杯務めたいと思います。申し訳ございませんが、ご理解いただけるようお願い申し上げます。 


増本竜士/ Ryuji Masumoto(フルート) 
東京芸術大学を卒業後、文化庁在外派遣研修員として渡欧。ジュネーブ音楽院ソリスト課程、ストラスブール音楽院特別専攻科(現代音楽分野)、パリ市立音楽院高等演奏科(ピッコロ専攻)を修了。ACANTES国際現代音楽祭招聘参加や、スイスにてクラウスフーバー氏、ミカエル レヴィナス氏、ミカエル ジャレル氏とのコラボレートコンサート出演とラジオ放映、日本現代音楽協会主催コンサート「アンデパンダン展」等への出演があり、現在までにソロから室内楽、オーケストラに至るまで、それぞれの分野で高度な専門的技量を伴った幅広い活動を行っている。第8回現代音楽演奏コンクール 競楽VIII第1位・聴衆賞。第16回日本フルートコンベンションコンクール ピッコロ部門第1位。第8回日本フルートコンクール びわ湖第3位・オーディエンス賞。朝日現代音楽賞、松方音楽賞奨励賞、同声会賞を受賞。
関西フィルハーモニー管弦楽団特別契約首席奏者を経て、オーケストラジャパン団員・同志社女子大学嘱託講師。
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6月7日にデビューアルバム「Noh×Contemporary Music」をALM RECORDSよりリリースすることになりました。

5月21日「ペーテル・エトヴェシュの室内楽」の東京オペラシティの会場にて会場特別価格で先行発売し、ご購入いただいた方を対象に終演後サイン会を行う予定です。 ぜひともコンサートにいらっしゃり、いち早くCDをお手にお取りください! 
また、お陰様でコンサートの残りチケットも少なくなってきました。お早めにお求めください!

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能×現代音楽 Noh×Contemporary Music 
青木 涼子(能謡) 
斎藤 和志(フルート)・山根 孝司(クラリネット)・竹島 悟史(パーカッション) 


ドイツ、フランス、イタリア、アメリカなど各国の文化機関より招聘を受け、2013年にはマドリッド王立劇場でのオペラ出演も果たすなど、世界的な活躍が目覚ましい稀代の能謡 青木涼子が、現代音楽の鬼才たちとのコラボーレションにより全く新しい「能」の姿を浮かび上がらせる。三島由紀夫の自決に題材をとったエトヴェシュの「Harakiri」(バス・クラリネット版)をはじめすべての収録曲が世界初録音。 


ALCD-98 
税抜価格2,800円 
2014年6月7日発売予定(5月21日演奏会にて先行販売予定) 


F. ガルデッラ:風の声 (2012) 
C.-M. シニュベール:謡とクラリネットのためのエチュードー 経正の足跡をたどって (2008) 
V. サニカンドロ:3つの能の歌 (2011) 
A. デュモン:山伏の祈り (2013) 
 P. エトヴェシュ:Harakiri (1973) 


録音:秩父ミューズパーク音楽堂 2013年11月7-9日 
製造・発売元:ALM RECORDS コジマ録音


こちらでもご購入いただけます→ amazon


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青木涼子が、インターネットラジオ「林田直樹のカフェフィガロ」に2週に渉り出演しており、5/11、5/18に更新されます。 エトヴェシュ「Harakiri」との出会い、デビューアルバムのこと、テアトロ・レアル王立劇場でのモルティエのことなどをおしゃべりしています。 


「この回の放送を聴く」をクリックいただいたら、いつでも視聴できます!1回30分番組です。ぜひお聴きください!
クラシックニュース5月7日号に青木涼子のインタビューと「ペーテル・エトヴェシュの室内楽」5/21、デビューアルバム「Noh×Contemporary Music」の情報が掲載されています。 


インタビュー映像はがYouTubeでも見られます。Harakiriについて語っています。ぜひご覧ください!
 
IMG_1656.jpg4月20日発行のタワーレコードのフリーマガジン、intoxicateに、5月21日のエトヴェシュ・コンサートとデビューCDについて青木涼子のインタビューが掲載されています。インタビュアーは小沼純一さんです。ぜひタワレコでお手に取ってご覧ください! 

この記事はオンラインでもご覧いただけます。 

トーク&ワークショップ「能×現代音楽って何?」 
2013年8月17日(土)14:00-15:30  
港区立高輪区民センター・和室(港区高輪1-16-25) 


コンサートに先立ちまして、トーク&ワークショップを8月17日に行います。青木涼子(能)と小出稚子(作曲)が、新作についてお話します。また、その新作の一節を皆さんで謡ってみませんか?抽選で公演チケットのプレゼントの特典もあり!どうぞお気軽にご参加ください! 


講師:青木涼子(能謡)小出稚子(作曲)會田瑞樹(打楽器) 
参加費無料 定員30名(要予約)  
対象:港区民(港区在住・港区在勤・中学生以上で港区の学校に在学中の学生) 


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トーク&ワークショップ「能×現代音楽って何?」お申し込み 

お名前: 
ご住所: 
ご年齢:          
性別:    
お選びください: 港区在住者 ・ 港区在勤者 ・ 港区の学校に在学中 
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オカムラ&カンパニー e-mail: info@okamura-co.com までお送りください。 


お問い合わせ:
オカムラ&カンパニー  (10:00-18:00 土日祝休 ) 
TEL 03-6804-7490  FAX 03-6804-7489
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第3回 2013年3月19日(火)18時30分 talk & concert  
パオラ・リヴォルシ/山口恭子 

第3回目は、二人の女性作曲家を迎えます。イタリア人パオラ・リヴォルシは現在フィンランドを拠点に活躍しており、日本文化に深く傾倒している作曲家でもあります。山口恭子は東京藝術大学卒業後、ドイツに留学。以来15年に渉って、デュッセルドルフを拠点に活動を行っています。自国を離れ、グローバルに活躍する二人の女性作曲家がどのような能を用いた新曲を発表するのか、お楽しみに。 
前半に作曲家による創作過程についてのトークを行い、後半、この日のために書き下ろした新曲を、青木涼子(能謡)、山根孝司(クラリネット)の演奏でお届けします。 多くの皆さんのご来場をお待ちしております。


1部        
       トーク: パオラ・リヴォルシ/山口恭子/青木涼子 
2部        
       パオラ・リヴォルシ「新作」声、クラリネットのための
  (ensemble-no委嘱 2013) 
  山口恭子「新作」 声、クラリネットのための
  (ensemble-no委嘱 2013)        

       演奏:青木涼子(能謡)山根孝司(クラリネット) 



■場 所 

SHIBAURA HOUSE 5F バードルーム(港区芝浦3−15−4) 
JR山手線 田町駅下車徒歩5分 
都営三田線 三田駅下車徒歩5分 




■チケット 

3,000円 
2月19日よりオンラインチケットにて前売り開始 
↓ 

※スペースに限りがあるため、当日券の場合お立ち見になることがございます 



■お問い合わせ 

tel.03-6804-7490 (土日祝休 10時~18時) 
e-mail.info@okamura-co.com



■製 作 

企画 / 主催 : ensemble-no 
助成 : 港区文化芸術活動助成事業 
会場協力: SHIBAURA HOUSE


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パオラ・リヴォルシ / Paola Livorsi 

1967年イタリア・アレッサンドラ生まれ。現在フィンランド在住。1996年トリノ音楽院卒業。1999-2000年にパリ国立高等音楽院で学び、2000-2001年パリのIRCAM研究員。フランコ・ドナトーニ、ジョルジュ・リゲティ、イヴァン・フェデレー、サルヴァトーレ・シャリーノにマスタークラスで学ぶ。またカイヤ・サーリアホに1997年ヘルシンキ、1999-2000年パリにて学ぶ。1994年にコモにてConcorso Nazionale per Musica Vocale e Strumentale per Ragazzi第一位を受賞。2000年GAI奨学金を取得。2003年武生国際作曲賞受賞。これまでに、ローマのthe Foundation Adkins-Chitiの委嘱、またSaarländischer Rundfunkの委嘱を受け、クラングフォルム・ウィーンのために作曲した。彼女の曲はパリのアゴラ・フェスティバル、ヘルシンキ・ムジカ・ノヴァ、ベルリン・メルツ・ムジーク、ヴェニス・ヴィエンナーレ、ミラノ・ムジカなどで演奏されている。またベルリン・ドイツ交響楽団、アルディッティ弦楽四重奏団、ディオティマ弦楽四重奏団らの著名な音楽家たちによって演奏されている。


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Photo: Sven-Ingo Koch

山口恭子 / Yasuko Yamaguchi  

1969年長崎県生まれ。1991年東京芸術大学作曲科卒業。在学中作曲を北村昭、小林秀雄、間宮芳生の各氏に師事。1997年よりドイツ・デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学にて、マンフレッド・トロヤーン氏に作曲を師事。2000年ディプロムを取得し卒業。 1898年第13回神奈川県芸術祭合唱曲作曲コンクール入選。1992年第8回現音作曲新人賞入選。2005年デュッセルドルフ市奨励賞(音楽部門)受賞。ノルトラインウェストファーレン芸術財団、デュッセルドルフ音楽堂、Dr. Karl Emil und Lilli Brugmann財団等より委嘱多数。1999年には文化フェスティバル「デュッセルドルフ・アルトシュタットの秋」の委嘱を受けオーケストラ作品「だるまさんがころんだ」を作曲。この曲は2000年、第10回芥川作曲賞にノミネートされ、その後も岩城宏之氏の指揮による京都市交響楽団やオーケストラ・アンサンブル金沢によって再演された。2003年12月にはトイピアノ作品「砂糖の雨」がCD"Das untemperierte Klavier"に収録され発売された。また2004年にはオーケストラ作品「だるまさんがころんだ」がオーケストラ・アンサンブル金沢のCDに収録、発売された。 多くの作品がe-mex neue musik ensemble、notabu.ensemble neue musik(デュッセルドルフ)、Thürmchen Ensemble(ケルン)、175East(ニュージーランド)、De Ereprijs(オランダ)、新日本フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団、東京シンフォニエッタ、Ensemble SoNoR(アゼルバイジャン)、Het Nederlands Fluitorkest(オランダ)等の演奏団体により、アジア音楽祭1998(台湾)、ガウデアムス音楽週間1999(オランダ)、第14回ニーダーザクセン音楽祭2000(ドイツ)、第7回国際ユースミュージックフォーラム2001(ウクライナ)、ミュンヘンビエンナーレ・クランクシュプーレン 2008(ドイツ)、ADEvantgarde 2009(ドイツ)、ミュージックフロムジャパンフェスティヴァル 2010(ニューヨーク)等のフェスティヴァルで演奏されている。また2007年5月にドルトムントで、2008年9月にはデュッセルドルフ(デュッセルドルフ音楽堂主催)で室内楽作品の個展が開かれた。 現在フリーの作曲家としてドイツ・デュッセルドルフに在住。




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