建築家の隈研吾さんと対談しました。ミッドタウンのサントリー美術館などを設計なさっているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。現在は表参道の根津美術館が進行中のプロジェクトだそうです。
場所は隈さんが設計なさった南青山にある梅窓院という美しいお寺です。
最上階のテラスには水が張られていて、その先に都会の絶景パノラマも広がり、部屋に入った途端ため息が。
隈さんの近年の作品は、現地産の素材、またある時は新開発の素材を使いながらも、日本的な表現がなされているのが特徴と言われています。森舞台という木造能舞台も手掛けられているということで、伝統的美学と現代美学の融合についてお話ししました。その後、身体性と空間にも話が及びました。
隈さんの事務所でも引き続きお話を。
隈さんは昨日バルセロナからお帰りになって、明日またボストンに飛び立たれるとのこと。お忙しい合間をぬっての対談となりました。
イトーキSpinaのカタログとなって、ケルンのオルガテック2008にて配布されるそうです。
Photos : 細谷忠彦
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