ベルリン高等研究所にご招待いただき、滞在してきました。ここは世界の学者の方々がフェローとして招待され滞在しています。日本人では、大江健三郎さんもフェローとして滞在なさったことがあり、小説「取り替え子」の舞台にもなっています。
今回は思いがけず、ベルリンにお住まいの方、また遠くからもたくさんの方にいらしていただいて感激でした。本当にありがとうございます!
今回の滞在の目的は、現在フェローでいらっしゃる、作曲家の細川俊夫先生のコンサートに参加することです。歴代の作曲家のフェローとしては、クルターク、ラッヘンマン、リゲティ、ノーノ、リーム、ヘンツェ、ハイナー・ゲッペルス、ハンス・ツェンダーと、もの凄い顔触れです。
ベルリンに着いたら、待っていたのが、いきなりの雪景色。遠くに来たのだなと感じます。
今回共演するハーピスト、カタリーナ・ハンシュテットさんのお宅でリハーサル。
東側の現代音楽をすべてやってきた方です。
同じくコンサートに出演する、ロータスカルテットの皆さんもシュトゥットガルトからベルリンにいらして、リハーサルに余念がありません。
2月25日コンサート当日。
フェローの皆様ほか、外からもたくさんのお客様が招待されました。会場に入りきれない方は別室でモニターでの鑑賞になってしまうほどの盛況ぶりです。
フェローの細川俊夫先生のレクチャーで進んでいきます。
能「松風」よりデモンストレーション
ハープのための「さくら、散る」
声とハープのための「2つの日本民謡」
青木涼子(声) カタリーナ・ハンシュテット(ハープ)
弦楽四重奏のための
「開花」「ランドスケープⅠ」
ロータス・カルテット
終了後は歓談会。
コンサートに来てくれた、サシャ・ヴァルツと細川俊夫先生と共に。
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