俳優で作家の水嶋ヒロ氏が編集長をつとめる、ライフスタイル雑誌GLOBAL WORKが3月31日に創刊されました。
March 2011アーカイブ
ボンからローマ、ヴィラ・メディチに来ました!
ここは、フランス芸術院が、19世紀初頭よりイタリア本部として使用している、歴史的にも非常に由緒ある宮殿です。
昔から、様々な分野の芸術家がローマ賞を受賞し、フランスから奨学生として招かれ、ここに滞在して芸術活動を行っています。
現在作曲家のクレール=メラニー・シニュベール(Claire-Melanie Sinnhuber)が滞在しており、今回招待していただきました。
彼女の家の脇には、こんな彫像が。。
素晴らしすぎて、ただため息ばかり。。
私の部屋につづく階段。
なんとこれが私の部屋です!ほとんど文化遺産。隣はドビュッシーが滞在した部屋だとか。
この窓からの眺め!特別な人になったような数日間でした。
私たちの催しがちゃんと告知されていました。
2011/2/21 10:30-13:15
ここが会場のグランサロン。
能プレゼンテーション
デモンストレーション 能「松風」より
ラウンドテーブル : 能と現代音楽の出会い
青木涼子、イザベル・デュトワ、日野原秀彦、クレール=メラニー・シニュベール
コンサート
日野原秀彦作曲 謡曲「水緒【ミヅノヲ】」 (2010)
青木涼子(謡)
クレール=メラニ・シニュベール作曲
クラリネットと謡のためのエチュード - Sur les pas de Tsunemasa (2008)
クラリネットと謡のためのエチュード - Sur les pas de Tsunemasa (2008)
青木涼子(謡) イザベル・デュトワ(クラリネット)
月曜の朝にも関わらず、たくさんのお客様にいらしていただけました。
会場の前で記念撮影。
その後みんなでランチを一緒にして、私はローマを後にしました。
やはりイタリアは最高です。ローマにまた戻ってこれますように。
ベートーベンの街、ボンに来ました。
いかにもドイツなカフェでお茶。
クラシックな街並とは対照的にホテルは超モダン。。
ボン大学。ここで2月16、17日とguilt Ⅱのカンファレンスが行われ、世界中の学者やアーティストが集い、guilt〈罪〉について話し合いました。
今回のカンファレンスに呼んでくれたのは、彫刻家Alexander Polzinです。彼は彫刻のみならず、つい先月ジェラール・モルティエ率いるマドリッド王立劇場でオペラの舞台美術を手がけ大成功をおさめた、今まさに注目のアーティストです。
細川俊夫先生とAlexander Polzinと共に、ライン川のほとりで。
私が出演した17日はボン大学のユニ・クラブというホールがある場所で、カンファレンスが行われました。
まずプレゼンテーションで「能における罪について」お話ししました。
能「屋島」よりデモンストレーション
その後、細川俊夫「二つの日本民謡より」黒田節をアルトフルートバージョンで初演しました。
本番を終えて、共演したフルーティストのコルバイン・ビャーナソンと。
リハーサル中のオフショット。細川俊夫先生とコンサートに出演したピアニストの山本純子さん、コルバイン・ビャーナソンと。
このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
3月27日に予定していました「2011.3.27 talk & concert サニカンドロ/シニュベール」は、地震の影響により、出演者が来日できないため、中止とさせていただくこととなりました。
この事態を受け、ヴァレリオ・サニカンドロの新作は4月23日にフランスのストラスブールで初演することとなりました。
HANATSU miroir X Ryoko AOKI - Noh meet comtemporary music-
Eglise protestante Saint-Pierre le vieux, ストラスブール、フランス
なおクレール=メラニー・シニュベール新作の初演は今年の秋以降を目処に東京で開催する予定です。
出演者・スタッフ一同大変残念ではありますが、改めて皆様にお届けできるようう調整を続けて行きたいと思っております。
お申込みいただき、楽しみにしていただいたお客様には大変申し訳ありません。
状況をご理解くださいますようお願い申し上げるとともに、深くお詫び申し上げます。
お申込みいただき、楽しみにしていただいたお客様には大変申し訳ありません。
状況をご理解くださいますようお願い申し上げるとともに、深くお詫び申し上げます。
末筆ながら、皆さまのご健康と被災地の復興をお祈り申し上げます。
青木涼子