December 2011アーカイブ

P1070205.JPG次はローマに来ました。やはり素晴らしい都市です!
2月にヴィラ・メディチのコンサートに出演した縁で、今回の企画が実現することになりました。トレヴィの泉にコインを投げたお陰でしょうか?年内にローマに戻って来ることができました。

  
現代を代表する指揮者、作曲家である、彼の1973年の作品、Harakiriを今回演奏しました。この作品は、三島由紀夫の自決をパロディーとして、ハンガリー人の詩人がテキストを書き、それを基に作曲されています。

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2011/12/7  
ローマ日本文化会館 

プログラム 
細川俊夫「二つの日本民謡」より アルトフルートと声のための (2010) 
クレール=メラニ・シニュベール クラリネットと謡のためのエチュード - Sur les pas de Tsunemasa (2008) 
細川俊夫「線 I」 (1984/2011) versione per flauto basso, temple bels and noh dance 
ペーテル・エトヴェシュ Dervishtanz (1993/2001) per clarinetto e nastro 
ペーテル・エトヴェシュ Cadenza (da Shadows) (2008) per flauto 
ペーテル・エトヴェシュ Harakiri (1973) scena con musica per voce Noh, due clarinetti bassi e taglialegna 

出演:
青木涼子(能) 
Ensemble Alter Ego:マニュエル・ズッリーア(フルート)パオロ・ラヴァーリア(クラリネット)ルカ・チプリアーノ(クラリネット) 

ゲスト:ペーテル・エトヴェシュ 
協力:ハンガリーアカデミー


20111207_BORDERL_58.JPG ペーテル・エトヴェシュ氏はわざわざこのために来て下さり、リハーサル、本番と2日間朝から晩まで共にすることができました。いろんなお話を聞くこともでき、本当に素晴らしい体験でした。このような機会を与えて下さった皆さんに感謝したいです。 

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終了後の打ち上げで。ペーテル・エトヴェシュ、Ensemble Alter Egoのパオロ・ラヴァーリアとマニュエル・ズッリーアと共に。 

これで年内のコンサートを終了しました。今年はヨーロッパで10公演行うことができました。その分ヨーロッパ、日本を常に往復して忙しかったですが、飛躍の年になったと思います。来年も素晴らしい年になりますように!
フランス、ストラスブールに行ってきました。ストラスブールといえば、クリスマスの街!街中がクリスマスデコレーションで彩られ、きれいでした。 P1070163.jpg 
フランスでは、映画やドラマでも大ヒットしたベストセラー小説「いま、会いにゆきます」を題材とした、日野原秀彦作曲、舞台「水緒【ミヅノヲ】」 に出演してきました。昨年謡ソロの作品とを初演した時は、原作者の市川拓司さんも本番にいらしていただきました。 
今回は、フランスのアーティスト集団Hanatsuとのコラボレーションのもと、伴奏、舞台装置がついた作品となりました。

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HANATSU miroir X Ryoko AOKI - Noh meet contemporary music vol.2 
2011/12/2, 3 20:30- 
Hall Des Chars Laiterie、ストラスブール、フランス 

作曲:日野原秀彦 

出演: 
青木涼子(能) 
大久保彩子(フルート) 
オリビエ・モーレル(打楽器) 
Thomas Monod(クラリネット) 
Yon Costes(ライブペインティング) 
Marie-Anne Bacquet (舞台美術)
suzuki takayuki(衣装)


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リハーサル中の私。©graigue.com