次はローマに来ました。やはり素晴らしい都市です!
2月にヴィラ・メディチのコンサートに出演した縁で、今回の企画が実現することになりました。トレヴィの泉にコインを投げたお陰でしょうか?年内にローマに戻って来ることができました。
現代を代表する指揮者、作曲家である、彼の1973年の作品、Harakiriを今回演奏しました。この作品は、三島由紀夫の自決をパロディーとして、ハンガリー人の詩人がテキストを書き、それを基に作曲されています。
2011/12/7
ローマ日本文化会館
プログラム
細川俊夫「二つの日本民謡」より アルトフルートと声のための (2010)
クレール=メラニ・シニュベール クラリネットと謡のためのエチュード - Sur les pas de Tsunemasa (2008)
細川俊夫「線 I」 (1984/2011) versione per flauto basso, temple bels and noh dance
ペーテル・エトヴェシュ Dervishtanz (1993/2001) per clarinetto e nastro
ペーテル・エトヴェシュ Cadenza (da Shadows) (2008) per flauto
ペーテル・エトヴェシュ Harakiri (1973) scena con musica per voce Noh, due clarinetti bassi e taglialegna
出演:
青木涼子(能)
Ensemble Alter Ego:マニュエル・ズッリーア(フルート)パオロ・ラヴァーリア(クラリネット)ルカ・チプリアーノ(クラリネット)
ゲスト:ペーテル・エトヴェシュ
協力:ハンガリーアカデミー
ペーテル・エトヴェシュ氏はわざわざこのために来て下さり、リハーサル、本番と2日間朝から晩まで共にすることができました。いろんなお話を聞くこともでき、本当に素晴らしい体験でした。このような機会を与えて下さった皆さんに感謝したいです。
終了後の打ち上げで。ペーテル・エトヴェシュ、Ensemble Alter Egoのパオロ・ラヴァーリアとマニュエル・ズッリーアと共に。
これで年内のコンサートを終了しました。今年はヨーロッパで10公演行うことができました。その分ヨーロッパ、日本を常に往復して忙しかったですが、飛躍の年になったと思います。来年も素晴らしい年になりますように!
コメントする