Noh X Contemporary Music - talk & concert series
終演後、記念撮影。左から、大久保彩子ちゃん、岸野末利加さん、青木涼子、クレール=メラニー・シニュベール。
シリーズの3回目は、フランスよりクレール=メラニー・シニュベール、ドイツより岸野末利加さんを迎えました。
クレール=メラニー・シニュベール作品は、2011年3月に発表予定でしたが、震災のため開催が中止になったため、今回ようやく初演ができました。
第1部
トーク:クレール=メラニー・シニュベール/岸野末利加/青木涼子
通訳:岡本和子
第2部
クレール=メラニー・シニュベール「Sur les pas de Yamamba」
(ensemble-no委嘱 2010)
岸野末利加「未来圏から」(ensemble-no委嘱 2011)
演奏:青木涼子(能謡) 大久保彩子(フルート)
クレール=メラニーの作品は、能の山姥を題材に、それをバラバラにして作られており、声のみならず、動きも使った作品となりました。リズムをかなり正確に取らないといけないので、大変でした。
岸野さんの作品は、高音域で歌うことに初めて挑戦しました。どちらの作品も難しかったですが、すごく勉強になりました。
今回も演奏後、質問時間を設け、活発な議論となりました。
考えてみれば、クレール=メラニーとは、2008年私が現代音楽を始めた頃に出会って、曲を書いてもらい、京都、ローマといろいろやらせてもらいました。そして、1年お待たせした今回の2曲目の初演、このような素晴らしい縁に感謝したいと思います。
コメントする