2012.10.23 オレリアン・デュモン 新作オペラ in Paris

IMG_0077.JPG新進気鋭のフランス人作曲家、オレリアン・デュモンの新作オペラ「秘密の閨」の初演のため、パリにやってきました。滞在しているアパルトマンの近所の風景。やはりパリは街並が美しく、ついため息がもれてしまいます。

P1070665.JPGパリ国立高等音楽院。クリスチャン・ド・ポルザンパルク設計のモダンな建物。ここで10日間のリハーサル、そして本番を行いました。 

このオペラは、能「安達原」を題材に、能狂言研究家の小田幸子さんに台本を書いていただき、現代版の鬼婆のお話となっています。謡い手は私だけで、6人編成のアンサンブルとエレクロニクスがついた、モノオペラです。今回はフランス人の演出家とのお仕事ということで、生まれて初めて舞台上で能ではない、演技をしました。

IMG_2345.JPG
IMG_2366.JPG
IMG_2392.JPG IMG_2405.JPG IMG_2420.JPG IMG_2465.JPG IMG_2525.JPG IMG_2532.JPG
---------------------------------------------------------------
オレリアン・デュモン 新作オペラ「秘密の閨」
2012年10月23日(火)19:00-
パリ国立高等音楽院  Salle d'Art Lyrique
小田幸子(台本)
ジャン=フィリップ・ウルツ(指揮)
Frédéric Tentelier(演出) 
出演:青木涼子、Conservatory Laureate Orchestra
---------------------------------------------------------------

P1070681.JPG 公演終了後、関係者で打ち上げ。左より、音楽院教授のステファーノ・ジェルヴァゾーニ、カウンターテナーのRodrigo Ferreira、オレリアン・デュモン、私、望月京さんと共に。 

P1070663.JPG
毎日リハーサルに行くのに、通ったサン・マルタン運河。水に癒されました。 

実は今回が私にとって初めてのパリ公演でした。そして私以外は全員フランス人のチーム、舞台作品の割には10日間のリハーサルというタイトなスケジュールで、いろいろと不安がありましたが、最終的にとてもよいプロダクションになりました!支えてくださった皆さんに感謝したいと思います。 



そして、それからドイツに移動。11月1日にハノーファー音楽大学 (Hochschule for music and theatre Hannover) の作曲のクラスでレクチャーをしました。 P1070714.JPG 招待してくれた、同大学の教授のオリヴァー・シュネラーと共に。

P1070717.JPG ベルリンに戻る列車で。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://ryokoaoki.net/mt/mt-tb.cgi/342

コメントする