December 2012アーカイブ

第1回 2013年1月10日(木)19時 talk & concert オレリアン・デュモン 

2010年より開催している、Noh X Contemporary Music を今年度も行います。
さて、vol.3の第1回目は、フランス人作曲家、オレリアン・デュモンを迎えます。 デュモンは今注目の新進気鋭のフランス人作曲家で、能「安達原」をモチーフにした青木涼子主演の新作オペラ「秘密の閨」を作曲中です。2012年10月のパリでの試演はサラベール財団賞を受賞し、ラジオ・フランスでもレポートされました。新曲はそのオペラからの一部になる予定です。 
前半に作曲家による創作過程についてのトークを行い、後半この日のために書き下ろした新曲を、青木涼子(能謡)、山根孝司(クラリネット)の演奏でお届けします。多くの皆さんのご来場をお待ちしております。 


1部        
       トーク: オレリアン・デュモン&青木涼子 
2部        
       オレリアン・デュモン「山伏の祈り」声、クラリネットのための 
       (ensemble-no委嘱 2013)         

       演奏:青木涼子(能謡) 山根孝司(クラリネット)※ゲスト出演 



■場 所 

SHIBAURA HOUSE 5F バードルーム(港区芝浦3−15−4) 
JR山手線 田町駅下車徒歩5分 
都営三田線 三田駅下車徒歩5分 




■チケット 

2,000円 
12月10日よりオンラインチケットにて取扱 
↓ 

※スペースに限りがあるため、当日券の場合お立ち見になることがございます 



■お問い合わせ 

tel.03-6804-7490 (土日祝休 10時~18時) 
e-mail.info@okamura-co.com



■製 作 

企画 / 主催 : ensemble-no 
助成 : 港区文化芸術活動助成事業 
会場協力: SHIBAURA HOUSE

Dumont ©Philippe Stirnweiss-045.jpgPhoto: Philippe Stirnweiss

 

1980年フランス北部マルク・アン・バロイユ生まれ。トゥール大学医学部にて音楽療法、リル大学で芸術美学を修了後、ケルン音楽大学で電子音楽、さらにパリ国立高等音楽院で研鑽を積む。作曲をジェラール・ペソンに師事。2012年、満場一致の首席で作曲科修士課程を修了、修了作品《秘密の閨》(試演版、脚本:小田幸子、主演:青木涼子)がサラベール財団賞受賞。同年、フランスで初めて制定された国立高等科学芸術創造探究博士課程(通称SACRe)の初代博士研究員に選抜され、異分野にまたがる新しい芸術形式の探究と創造が、2015年まで国よりサポートされる。2010年よりIRCAM(フランス国立音響/音楽の調整と探究研究所)研究員。  
音色と形式との相関の探求に主眼を置いた彼の音楽は、ディキンソン、ボルヘスなどの文学作品、詩人ドミニク・ケレンとの緊密な恊働に発想を得て、オペラ、カンタータ、バロックアンサンブル曲などの言葉を含む作品や、コンピュータを用いた電子音響作品に結実している。また、源氏物語に触発された《垣間見》(2012、アンサンブル室町委嘱作品)、能「安達原」に基づくモノオペラ《秘密の閨》(2014年完成版初演予定、フランス文化省委嘱作品)など、日本文化への強い敬意と情熱を反映した作品も多い。 
これまでに、フランス文化省、ラジオ・フランス、アルス・ムジカ音楽祭(ブリュッセル)、ペニッシュ・オペラ(パリ)、ミュルーズ交響楽団、パリ短編映画センター、武生国際音楽祭などから作品委嘱を得、リル・オペラ座、ムジカ・ストラスブール、KNMアンサンブルによるベルリンでの室内楽個展などで作品を発表する。 2013年は、ベルリン・ウルトラシャル、ミラノ・ムジカ、グラーツ・ムジーク・プロトコールなどの音楽祭での初演/再演のほか、2014年の初演に向けて、オペラ《ヴォツェック》や、リヨン・ビエンナーレのためのマルチメディア作品などの制作が予定されている。

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12月15日に、アンサンブル室町のコンサートにゲスト出演しました。 アンサンブル室町は東京芸術大学の卒業生を中心とした和楽器とバロック楽器による混合編成のアンサンブルです。

■日 時   2012年12月15日(土)14時/18時  
■場 所   紀尾井小ホール    

増本伎共子「葵之上」(初演) 

出演:野々下由香里(ソプラノ)青木涼子(シテ)安田登(ワキ)鷹羽弘晃(指揮)アンサンブル室町(ローラン・テシュネ主宰) 

創作へ向けた対話 その1  
"Noh × Contemporary Dance"トーク&パフォーマンス 
青木涼子(能)/Sommer Ulrikson(コンテンポラリーダンス)/Alexander Polzin(舞台美術) 

2013年にドイツで細川俊夫氏の音楽を使用し、欧米で活躍する2人のアーティスト、 サマー・ウルリクソンとアレクサンダー・ポルツィンとともに1つの舞台作品を創作することになっています。11月24日に東京ドイツ文化センターで、その創作に向けた最初の対話を皆様に公開する機会を設けました。

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1. プレゼンテーション: 青木涼子、サマー・ウルリクソン 通訳:後藤国彦 _92A4112.jpg _92A4113.jpg _92A4141.jpg 残念ながら、アレクサンダー・ポルツィンは急病のため、来日できなくなってしまいました。ポルツィンの作品を説明するサマー・ウルリクソン。 

_92A4147.jpg _92A4149.jpg 能「羽衣」よりデモンストレーション 
今回のコラボレーションは「羽衣」をモチーフに作られています。  

2. パフォーマンス:"NoH Bridge" 青木涼子、サマー・ウルリクソン _92A4150.jpg _92A4151.jpg _92A4152.jpg _92A4153.jpg _92A4157.jpg _92A4159.jpg _92A4165.jpg _92A4167.jpg 
3. 観客を交えたディスカッション _92A4191.jpg _92A4197.jpg作曲家の細川俊夫さんも駆けつけてくださいました。


創作へ向けた対話 その1  
"Noh × Contemporary Dance"トーク&パフォーマンス 
青木涼子(能)/Sommer Ulrikson(コンテンポラリーダンス)/Alexander Polzin(舞台美術) 

日時 : 2012年11月24日(土)15:00 
場所 : 東京ドイツ文化センターホール (東京都港区赤坂7-5-56)  

主催 : ensemble-no 
制作 : オカムラ&カンパニー、NPO 法人アルファルファ 
協力 : 東京ドイツ文化センター 
助成 : 国際交流基金 知的交流会議助成プログラム 人材育成グラント  


_92A4211.jpg _92A4215.jpg _92A4216.jpg 終了後は、お客様と懇談会。いろいろな意見が伺えて、興味深かったです。

_92A4231.jpg 細川俊夫さんとサマー・ウルリクソンと共に。