Noh X Contemporary Music - talk & concert series
これで、3年間の続いたシリーズの最終回を迎えました。助成をいただいたり、ご協力いただいた皆さんに深く感謝したいと思います。今後は、コンサートへと発展し、作品を発表していきたいと思っています。ぜひまたお越しください!
Noh X Contemporary Musicシリーズ今年度の第3回目は、二人の女性作曲家を迎えました。
第1部 トーク: パオラ・リヴォルシ/山口恭子/青木涼子 通訳:日野原秀彦
第2部
パオラ・リヴォルシ「Dream light, shadow stone」謡、バセットホルンのための(ensemble-no委嘱 2013)
山口恭子「動物のうた」謡、クラリネットのための(ensemble-no委嘱 2013)
演奏:青木涼子(謡)山根孝司(クラリネット、バセットホルン)
パオラ・リヴォルシ作品は、良寛、貞信尼の和歌、また14世紀のペルシャの詩人、ハーフェズの詩をテキストに使った繊細な曲でした。
山口恭子作品は、室生犀星の子供のための詩集「動物詩集」の中から春夏秋冬の4つの詩を選んだもので、可愛らしく、また静的な世界観も感じられる曲でした。
終わった後は、恒例のディスカッションです。実際に楽譜をお見せしながら、説明もしました。
作曲家の細川俊夫さんにもお運びいただき、有益なご意見、ご感想をいただきました。
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