Noh X Contemporary Music - talk & concert series
第1部 トーク: ストラティス・ミカナキス/ヴァソス・ニコラウ/青木涼子
終了後のディスカッション。ギリシャ悲劇と能との関係性、またそれをどのように作品作りに活かしたかなど、たくさんの質問が寄せられ、大いに盛り上がった会となりました。
Noh X Contemporary Musicシリーズ今年度の第2回目は、ギリシャ、キプロス共和国から二人の作曲家を迎えました。
通訳:ダリル・ウィー
ストラティス・ミカナキス
ヴァソス・ニコラウ
第2部
ストラティス・ミナカキス「Apoploys Ⅱ Homeric shard」謡、バスフルート、打楽器のための(ensemble-no委嘱 2013)
ヴァソス・ニコラウ「Macbeth 5.1」
謡、フルート、打楽器のための(ensemble-no委嘱 2013)
演奏:青木涼子(能謡)大久保彩子(フルート)オリヴィエ・モーレル(打楽器)
ストラティス・ミカナキス(指揮:ミナカキス作品)
ストラティス・ミナカキスの「Apoploys Ⅱ Homeric shard」は、ホメロスの「オデュッセイア」を題材として作られた、大変面白い作品でした。私はオデュッセイアのネキュイアから抜粋したテキストをギリシャ語で歌います。
ヴァソス・ニコラウ「Macbeth 5.1」は、シェイクスピアの「マクベス」5幕1場がモチーフとなっています。夢遊病におかされたマクベス夫人の独白に焦点を当てたシアトリカルな作品でした。
コメントする