3週間のリハーサル室での稽古も終わり、舞台に移動して1週間の稽古を経て、無事に初日を迎えました。
立派な楽屋もいただきました!ドアには自分の名前が入ったネームプレート。なんだか感慨深いです。
私のヘアースタイルは扇がテーマだそうです。衣装は着物と袴と足袋を真っ黒バージョンで作ってくださいました。
初日の楽屋には、新ディレクターのJoan Mataboschとアーティスティック・アドヴァイザーのジェラール・モルティエから素敵なお花が届けられました。
本番終了後、レセプションにて演出家、ピエール・オーディと。
モンテズマ役のナディア・ミヒャエルと。
指揮者、アレホ・ペレスとナディアと共に。
コルテス役のゲオルク・ニグルと。
数日後、劇場の立て看板に私の写真が2枚飾られました!Ryoko Aoki : Malinche と明記されています。とても嬉しかったです!
マリンチェと青木涼子。
今回このようなオペラ・プロダクションに参加させてもらうことができ、本当にスーパーラッキーとしか言いようがありません。ジェラール・モルティエによるプロダクション、そして世界トップクラスの演出家、歌手との共演、夢のようなお話しでした。しかし、正直なところ、いろんな意味で体験が大き過ぎて、すぐに消化できません。このような大きな長期のプロダクションは、数年に渉って、記憶が蘇ってくるのだそうです。決して楽しいことばかりではなかったですが、与えられた環境の中で、現時点の自分にできる最高のパフォーマンス(ステージ上でもオフステージでも)ができたのではと思います。この体験を栄養として、もっと成長できるように、今後も精進していこうと思います。
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