マドリッド公演が終わって1ヶ月後にドイツに来ました。ドイツ在住で活躍なさっている作曲家の大村久美子さんの新作舞台を、カールスルーエとハノーファーで行うためです。(その間には初CDのレコーディングもありましたが、それはまたお知らせします)
カールスルーエではZKMという場所で公演を行います。
ZKM。1997年に設立された、メディア・アートの創作、それを支える先端テクノロジーの研究開発を行っている世界的に有名な文化施設です。元軍需工場をリノベーションして作られた施設で、二つのミュージアム、劇場、コンサートホールがあり、素晴らしいです。
ちょうどメディアミュージアムでは振付家、サシャ・ヴァルツの展覧会をやっていました。ダンスの実演付きという贅沢なエキシビションでした。
今回の初演は、大村久美子さんが、2012年に南西ドイツ放送局実験音楽スタジオとZKM共催の「ギガ・ヘルツ電子音楽コンクール」にて、若手作曲家のための奨励賞を受賞したため、実現します。
今年の「ギガ・ヘルツ電子音楽賞」の授賞式の様子。この後、一晩中コンサートが続きます。
公演には作曲家の細川俊夫さんも駆けつけてくださいました。
初演終了後の一杯!映像のアカガワジュンイチさんと作曲者の大村久美子さんと共に。
その後、ハノーファーへ移動。
郊外のヘレンハウゼン王宮庭園を観光してみました。
映像:アカガワジュンイチ
天女:青木涼子(能)
漁師:長谷川暁夫(テノール)
大村久美子さんの「Dance of Hagoromo」は、能「羽衣」のお話を基にした、ライブ電子音響とヴィデオを伴った音楽劇です。
公演終了後に、みんなで。
ハノーファーのクリスマスマーケットより。
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