イタリアで青い海を見た後は、秋真っ盛りのケルンに向かいました。
色づいた木々が本当に綺麗でした。
パリ、ブダペストで行ってきた"Meeting Composers"企画、パスカル・デュサパン、ペーテル・エトヴェシュに引き続き、今回がいよいよ最終回。ケルンの日本文化会館で細川俊夫さんをお迎えします。
公演前日の10月20日にWDR(西ドイツ放送局)のTonartという番組に、日本文化会館のレーゼ職員と共に出演し、 コンサートの宣伝も行いました。興味を持っていただき、結果として20分間に渉って取り上げていただきました。WDR(西ドイツ放送局)は、音楽の分野ではオーケストラを持っていたり、現代音楽に委嘱したり、大変有名な放送局なので、嬉しかったです。
2015/10/21
Noh×Contemporary Music -細川俊夫氏を迎えて
ケルン日本文化会館、ドイツ
プレゼンテーション「能と現代音楽の試み」
演奏
・能古典よりデモンストレーション
・ストラティス・ミナカキス「ApoploysⅡホメロス時代の破片」
・ヴァソス・ニコラウ「マクベス 5.1」
・細川俊夫「二つの日本民謡」より
青木涼子(能)ダニエル・アギ(フルート)渡邊理恵(打楽器)
細川俊夫・青木涼子の対話「能のための新作の可能性」
公演終了後に、出演者で。フルートのダニエル・アギと打楽器の渡邊理恵さんは、地元ケルンで活躍する音楽家で、今回が初共演でした。
細川俊夫さんとは、日頃から日本の伝統と現在のあり方について、意見を交わすことが多く、当日の議論でもそのままを話す感じで、まとまっているので、お客さんにとってもわかりやすかったようです。
細川俊夫さんの還暦のお誕生日が2日後ということで、俊夫先生のプレお誕生日ケーキもいただきました!
また、10月29日付けの地元の新聞「Koelner Stadt-Anzeiger」にも、よい公演評が載りました。文化交流使としての最後のコンサートを無事に終えることができ、ほっとしています。
そして、約100日間の文化交流使の活動を終え、帰国しました。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!これを糧にますますがんばっていきたいと思います!
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