4文化交流使のヨーロッパでの活動を無事終え、日本に帰ってきました!
9月30日に発表になりましたが、あいちトリエンナーレ2016(芸術監督:港千尋)に参加することになりました!
トリエンナーレの最終日の2016年10月23日に、能「安達原」を題材にした、新進気鋭のフランス人作曲家オレリアン・デュモンによるオペラ「秘密の閨」を演じます!
帰国してすぐの11月9日に、会場の下見も兼ねて、名古屋に行ってきました。
名古屋市青少年センター(アートピア)にて
あいちトリエンナーレ2016(芸術監督:港千尋)に、青木涼子のためのモノオペラ《秘密の閨》で参加いたします。フランスの新進気鋭の作曲家、オレリアン・デュモンによるこの作品は、能や歌舞伎、民話により日本に古くから伝わる『安達原』を基に、青木涼子と電子音響を伴う室内楽のために書かれた、オリジナルの日本語作品です。
「鬼婆」とは何か、女人禁制の伝統芸能、伝統の継承と読み替え、伝説の意味性、固有文化と共有文化(文化の交錯点)、日本語オペラ、あるいは、オペラという形態自体の過去・現在・未来、様々な示唆に富んだ作品となっています。
今回は、世界で注目を集める建築家の田根剛(DGT.)が、現代における能舞台の再構築を行います。新進気鋭のフランス人演出家、フレデリック・タントゥリエの日本デビューとなり、衣装は、身体における衣服の可能性を考えるSOMARTAの廣川玉枝が担当し、日本の伝統を現代ファッションへと昇華させます。娘、鬼婆、修験者の役を青木涼子が一人で演じ、ロサンジェルス・フィルハーモニックなどで活躍する若手指揮者ジャン=ミシェル・ラヴォアを迎え、現代音楽のスペシャリスト、ネクスト・マッシュルーム・プロモーションにより演奏されます。
オレリアン・デュモン 《秘密の閨》(世界初演)
2016年10月23日(日)
名古屋市青少年センター(アートピア)
フランス文化省委嘱
出演:青木涼子
演奏:ネクスト・マッシュルーム・プロモーション
指揮:ジャン=ミシェル・ラヴォア
作曲:オレリアン・デュモン
台本:小田幸子
演出:フレデリック・タントゥリエ
空間:田根剛(DGT.)(建築家)
衣装:廣川玉枝(SOMARTA)
演奏時間:60分
名古屋で会見も開き、その様子がメディアに取り上げられています。
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