横浜芸術アクション事業
3/12の横浜みなとみらいホール「Just Composed 2017」終了しました!私は今回この現代曲を委嘱するシリーズのコーディネートを仰せつかり、せっかくなので、日本の若い優秀なクラシックの音楽家と共演し、古典と現代を盛り込んだプログラムにしたいと提案させていただきました。その方が、このみなとみらいホールの客層にも合うのではないかと考えたからです。それで、ロン=ティボー国際コンクール、エリーザベト国際コンクールに入賞し、脚光を浴びるヴァイオリニストの成田達輝さんを中心とした弦楽四重奏との共演となりました。そうは言ったものの、メンバーの全員が現代音楽をレパートリーにしているわけでないので、心配してなかったわけではないのですが、彼らの豊かな音楽性でもって、難解な現代音楽も一日一日と音楽として完成されていくのを目の当たりにし感動しました。若いみなさんの音楽に対する純粋な情熱に圧倒された5日間でした!いろいろ学びの多い得難い体験となりました!ご来場いただいたお客様、関係者の皆様、本当にありがとうございました!
能・謡X弦楽四重奏
2017年3月12日(日)17:00開演
横浜みなとみらいホール 小ホール
■プログラム
ジェルヴァゾーニ/「夜の響き、山の中より」謡と弦楽四重奏のための
ベートーヴェン/大フーガ 変ロ長調 Op.133
斉木由美/ 「Deux sillages II」(Just Composed 1999 委嘱作品「Deux sillages」を基にした弦楽四重奏曲)
馬場法子/「ハゴロモ・スイート」謡と弦楽四重奏のための(Just Composed 2017 委嘱作品)
■出演
青木涼子(能)
成田達輝(ヴァイオリン)
百留敬雄(ヴァイオリン)
安達真理(ヴィオラ)
上村文乃(チェロ)
横浜みなとみらいホール館長の池辺晋一郎先生も共に!
写真:藤本史昭
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