今冬は、パリ、ケルン、フィレンツェ、アムステルダムでの公演に出演します。
まず12月1日に、フランス最大の芸術祭であるパリ、フェスティバルドートンヌ、3日にケルン・フィルハーモニーにて平田オリザ台本、細川俊夫作曲室内オペラ《二人静ー海から来た少女ー》を現代音楽の最高峰アンサンブル・アンテルコンタンポランと共に世界初演いたします。
2018年1月にはフィレンツェ五月音楽祭劇場にて、イタリア人作曲家・フェデリコ・ガルデッラの新作オーケストラ作品「Two Souls」の世界初演を、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団と共に挑みます。さらに2018年2月はアムテルダムのロイヤル・コンセルトヘボウで、馬場法子作曲「ハゴロモ・スイート」「共命之鳥」をロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと演奏します。
もしお近くにお越しの機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。また近郊にご滞在の方をご存じでしたら、ご案内いただけると嬉しいです。
大舞台ばかり続きますが、気を引き締めて、がんばっていきたいと思います。
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2017/12/1(金)20:30- (チケット完売)
パリ・フェスティバル・ドートンヌ(パリの秋芸術祭)
シテ・ドゥ・ラ・ミュジーク - フィルハーモニー・ド・パリ、フランス
台本、演出:平田オリザ
指揮:マティアス・ピンチャー
出演:シェシュティン・アヴェモ、青木涼子、 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
2017/12/3(日)20:00-
ケルンフィルハーモニー、ドイツ
台本、演出:平田オリザ
指揮:マティアス・ピンチャー
出演:シェシュティン・アヴェモ、青木涼子、 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
《二人静 --海から来た少女--》(2017)はアンサンブル・アンテルコンタンポランの委嘱によって作曲された1幕1場のオペラである。原作を手がけた平田オリザは、能『二人静(ふたりしずか)』を下地に、世界各地で続くテロや紛争を背景とした現代の物語を新たに書き下ろした:地中海の海辺に流れ着いた難民の少女(ヘレン)に、12世紀の日本に生きた舞手(静)が取憑く。かつて力ある武将の恋人であった舞手は、彼の子を身ごもっていた。しかし時の権力者(武将の兄)の命によって、武将は叛逆者として討伐され、舞手の息子もまた生まれたばかりで砂に埋められてしまった。抗い難い暴力の犠牲となった2人の女性の悲劇は、時間と場所を超えて重なり合い、やがて2人の声は1つのものになっていく。(Schott Music Tokyo Newsletter 112)
2018/1/12(金)20:00-
フィレンツェ五月音楽祭劇場、フィレンツェ、イタリア
指揮:ヴォルフラム・クリスト
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
能『錦木』が基になった新作で、シューベルト「ロザムンデ」の楽章の間に新作「Two Souls」が演奏されるという初の試み。
2018/2/1(木)20:15-
馬場法子「ハゴロモ・スイート」(ヨーロッパ初演)
コンセルトヘボウ、メインホール、アムステルダム、オランダ
指揮:マティアス・ピンチャー
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2018
2018/2/1(金)22:45頃-(メインコンサート終了後)
Late Night Concert
馬場法子「共命之鳥」 (ヨーロッパ初演)
コンセルトヘボウ、Choir Room、アムステルダム、オランダ
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
☆メディア情報☆
VOGUE JAPANに青木涼子の今シーズンの活動を取り上げていただきました!
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