ポルトより24時間の旅行の後、トンヨンに戻ってきました!
戻ったら、もう音楽祭仕様で、私の大看板も!
ハープの貴公子、グザヴィエ・ドゥ・メストレの隣です!ミッシャ・マイスキーをはじめ、素晴らしい演奏家が参加する音楽祭、オープニングを飾れて光栄です!
今年の音楽祭のテーマ作曲家である細川俊夫さんも到着!今までは我々オペラチームしかおらず、寂しかったホテル、ホールでしたが、続々と音楽家が集まって来ています!朝食、ランチ、夕食ごとに顔を合わせて、交流が図られます。音楽祭のいいところですね!
ポルトからパン・デ・ローを皆さんへ差し入れ!
指揮者のShi Yeon Sungとも初対面。彼女はボストン交響楽団で初の女性副指揮者に抜擢された今注目を集める人です。
早速オーケストラとの四回の通し、、最後は少人数のお客様を入れてのドレスリハーサルもあり、帰ってきた早々ハードな1日でした! 明日から初日。。力を振り絞って、がんばりたいです!
初日には出演者、演出家より贈り物!みんなの力を合わせて、がんばりましょう!
統営(トンヨン)国際音楽祭
2019/3/29(金)22:00-
2019/3/30(土)17:00-
2019/3/31(日)17:00-
トンヨン・コンサートホール、トンヨン、韓国
指揮:Shi Yeon Sung
演出:Thomas Israel
出演:Sarah Wegener(ソプラノ)青木涼子
トンヨン音楽祭での細川俊夫作曲「二人静ー海から来た少女」の初日無事終了しました!最高の気分!
2回目の公演も無事終了!この日はソールドアウトで、入れない方もいらっしゃいました。。
トンヨンはイサン・ユンという偉大な作曲家の故郷で、彼を記念してトンヨン国際音楽祭が開かれています。コンサートホールの横には激動の人生を送ったイサン・ユンのメモリアルサイトも。
そこからはとても眺めが良い風景が広がっています。
本当に美しいところです。細川俊夫さんはドイツに留学し、イサン・ユンに学ばれました。そして今回フェスティバルのテーマ作曲家に取り上げられています。
無事に最終日まで終了しました!またこのプロダクションできたらいいな!!
演出家のThomas Israelはものすごく情熱と作品に対して愛がある人でした。3週間にもわたる期間最初からこの劇場でリハーサルできたという贅沢な環境、音楽祭、ディレクターのFlorian Riemに感謝です!
2017年12月に初演して以来、短い期間ながら、3プロダクション目になるこのオペラ。いろんな可能性を秘め、演出家を刺激する作品を書いてくださった、作曲の細川俊夫さん、台本の平田オリザさんに改めて感謝したいです
指揮者のアレクサンダー・リープライヒに3年ぶり会えました!2011年に彼が音楽監督をしていたミュンヘン室内管弦楽団に呼んでもらって、舞台を見てもらうのはそれ以来!最初に海外での大きなチャンスをいただいたのは彼からです!いろいろ感慨深いです!
音楽祭はこれから盛り上がっていきます!私たちはオープニングだったので、コンサートいろいろ聞けず残念。。これから日本に1週間いて、それからマドリードへ!狂ったスケジュールです。。
「音楽の友」6月号のグラビアページにトンヨン国際音楽祭での細川俊夫「二人静ー海から来た少女」が載っています!
激動の人生を送った作曲家イサン・ユンを記念したこの音楽祭、そのレポートもとても興味深いです!渡辺和さんの文章です。ぜひご一読ください!
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