February 2012アーカイブ

Noh X Contemporary Music - talk & concert series 

Noh X Contemporary Musicのシリーズ最終会になる、第4回目は、フランスより馬場法子さんをお迎えしました。満員御礼で、過去最高のお客様の入りとなりました。 

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第1部 トーク: 馬場法子&青木涼子

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第2部 
馬場法子「共命之鳥」謡と二人の奏者の為の  (ensemble-no委嘱 2012)     
 
演奏:青木涼子(能謡) 馬場法子、フランチェスコ・フィリデイ ※ゲスト出演  


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スタイリッシュかつユーモア溢れる二人の演奏と共に、素敵な鳥の音楽が表現できたかなと思います。

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今回も演奏後に、活発な議論がなされました。みなさん熱心に参加してくださいました。

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終了後、お客様と共に。

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最後の記念撮影、馬場法子さんとフランチェスコ・フィリデイと共に。全員黒! 

2008年に馬場さんと出会って、一緒にやりたいねと話して、3年半経ってようやく実現できました。フランチェスコとも一緒に演奏できて、本当によかった。なんだか感慨深かったです。 
このシリーズの最終回をいい会で終えることができて、とても嬉しいです。来年度もまた戻って来れますように!


Noh X Contemporary Musicのシリーズ最終会になる、第4回目は、フランスより馬場法子さんをお迎えします。 前半に作曲家による創作過程についてのトークを行い、後半、この日のために書き下ろした新曲を、青木涼子(能謡)、馬場法子、フランチェスコ・フィリデイの演奏でお届けします。 多くの皆さんのご来場をお待ちしております。 





第4回 2012年2月17日(金)19時 talk & concert 馬場法子 
 
 1部     
  トーク: 馬場法子青木涼子 
 2部     
  馬場法子「共命之鳥」謡と二人の奏者の為の 
       (ensemble-no委嘱 2012)    
 

  演奏:青木涼子(能謡) 馬場法子、フランチェスコ・フィリデイ ※ゲスト出演 



 ■場 所 

SHIBAURA HOUSE 5F バードルーム(港区芝浦3−15−4) 
JR山手線 田町駅下車徒歩5分 
都営三田線 三田駅下車徒歩5分 




 ■チケット 

前売・当日共通 2,000円 
 
公演1か月前より前売り開始 
alfalfa オンラインチケットにて取扱

※スペースに限りがあるため、当日券の場合お立ち見になることがございます



 ■お問い合わせ 

 NPO alfalfa[アルファルファ]  http://alfalfalfa.net/ 
 Tel. 03-6317-2927[受付時間 13:00-18:00] e-mail: info@alfalfalfa.net 



 ■製 作 

企画 / 主催 : ensemble-no 
助成 : 港区文化芸術振興基金助成事業、アサヒビール芸術文化財団 
会場協力: SHIBAURA HOUSE 





NORIKO-ID.jpg 馬場法子 / Noriko Baba 

1972年新潟生まれ。東京芸術大学卒、同大学院修了。パリ国立高等音楽院作曲科を最優秀の一等賞で卒業。2003-04年イルカム音響研究所研究員。ロワイヨモン財団「新しい声」参加、アカデミー・シュロス・ソリチュード(ドイツ)のアーティスト・イン・レジデンスに招聘、1年滞在。フランス学士院・フランス教育省芸術家派遣に選出され、カサ・デ・ヴェラスケス(スペイン) に会員として2年滞在する。日本音楽コンクール2位、フランス学士院Georges Wildenstein賞、2011年武生国際作曲賞受賞。
作品は、AGORA、Die Reich、アルシペル、ISCM、Musica(ストラスブール)、Paris de la musique等の音楽祭、2e2m、Court Circuit、Intercontemporain、cross.art、Ascolta、 Instant donné、Cairn、Neopercusión、Trio arbós、Pasdeloup等のアンサンブルに委嘱・ 演奏されている。アンサンブル・アンテルコンタンポランによる「Pororoca」はミシェル・ フォランにより撮影、ARTEで放映されている。フランス政府のアーティスト・イン・レジデンスである京都ヴィラ九条山に選出され、2012年1月より滞在する。


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フランチェスコ・フィリデイ / Francesco Filidei ※ゲスト出演 

1973年ピサに生まれる。パリ国立高等音楽院作曲科を一等賞にて卒業。2000年度イルカム音響研究所研究員。 
オルガニストとして、過去にピサ大聖堂、及び不思議のメダイ教会専属オルガニストを務める。現在サントゥスタッシュ教会にてジャン・ギユーのアシスタント。 今までに、ベルリン・フィル、パリの秋音楽祭、ジュネーヴ・アルシペル音楽祭、ヴェニス・ビエンナーレ、イルカム・フェスティヴァル・アゴラ、Forum NeuesMusiktheater、ミラノ・ミュジカ(スカラ座)等で 招待オルガニストとして演奏している。 
作曲家として、ライ・トレードとアルス・ピュブリカから出版されており、これまでに、イティネレール、アルターエゴ、ケルン、アンスタン・ドネ、NEM、クール・シルキュイ、 アンテルコンタンポラン、ストラスブール・パーカッション、ウィーン・クラングフォーラム、アンサンブル・ルシェルシュ、Neue Vocalsolisten、ConTakt、ウィーン放送交響楽団等に演奏されている。 
オルガニストとして、又作曲家として、ラジオ・フランス、ライ・トレ、ラジオ・スイス・ロマンドで録音されており、サンタンデール大学、アイオワ大学でマスタークラス、またロワイヨモン財団の「新しい声」、武生国際音楽祭でも講師を務めている。 レジデンス作曲家として2006年にシュトゥットガルトのアカデミー・シュロス・ソリチュードに、2007-08年にマドリードのカサ・ド・ヴェラスケスに滞在。 ザルツブルグ市音楽賞、武生国際音楽賞等の受賞の他、2009年エルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞、2011年ユネスコのピカソ・ミロ・メダル賞を受賞している。また2012年にローマ賞を受賞し、フランス政府の給費生としてローマのヴィラ・メディシスに滞在する。 

 
Noh X Contemporary Music - talk & concert series 

シリーズの3回目は、フランスよりクレール=メラニー・シニュベール、ドイツより岸野末利加さんを迎えました。
クレール=メラニー・シニュベール作品は、2011年3月に発表予定でしたが、震災のため開催が中止になったため、今回ようやく初演ができました。

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第1部  
トーク:クレール=メラニー・シニュベール/岸野末利加/青木涼子 
通訳:岡本和子 

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第2部   
クレール=メラニー・シニュベール「Sur les pas de Yamamba」 (ensemble-no委嘱 2010)  
岸野末利加「未来圏から」(ensemble-no委嘱 2011)   

演奏:青木涼子(能謡) 大久保彩子(フルート)
 
_MG_8156.JPG _MG_8158.JPG _MG_8170.JPG クレール=メラニーの作品は、能の山姥を題材に、それをバラバラにして作られており、声のみならず、動きも使った作品となりました。リズムをかなり正確に取らないといけないので、大変でした。

_MG_8177.JPG _MG_8181.JPG 岸野さんの作品は、高音域で歌うことに初めて挑戦しました。どちらの作品も難しかったですが、すごく勉強になりました。

_MG_8196.JPG _MG_8207.JPG 今回も演奏後、質問時間を設け、活発な議論となりました。 

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終演後、記念撮影。左から、大久保彩子ちゃん、岸野末利加さん、青木涼子、クレール=メラニー・シニュベール。 
考えてみれば、クレール=メラニーとは、2008年私が現代音楽を始めた頃に出会って、曲を書いてもらい、京都、ローマといろいろやらせてもらいました。そして、1年お待たせした今回の2曲目の初演、このような素晴らしい縁に感謝したいと思います。